プードルといえばフランスの代表的な犬として思い浮かべる方も少なくないでしょう。プードルはフランスの国犬ともいわれるほど、フランスの貴族の人気を集めていました。一般的にはフランス原産犬ともいわれるプードルには古い歴史があります。
プードルの祖先犬
プードルの原型といわれる祖先犬は、ロシアまたは中アジア北部の土着犬と考えられています。カールのかかった毛並みの犬は牧畜も携わっているといわれ、何らかの理由で地域の犬と交雑されながらヨーロッパを横断していきました。
13世紀頃にはドイツを経て、フランスに渡ったといわれています。初期でプードルに最も近いといわれているのが、フランスやロシア、ハンガリーなどの国々に分布していた、ドイツ原産の「バーベット」というカールのかかった毛並みの犬といわれています。最初のプードルの毛色はホワイト、ブラック、ホワイトとブラックのミックスの3種類とはっきりしていたようです。
プードルの語源「バーベット」
現在のプードルに特に影響を与えたといわれるのが、ドイツ原産の犬である「バーベット」です。水たまりや水を跳ねるという意味の「バーベット」は、プードルという名前の由来ともいわれています。
当時水猟犬としてカモ狩りに従事していたプードルが、水中で泳ぐ様を表しているといわれており、プードルが水の中で行動するのに優れていたことを意味しているでしょう。今ではおなじみのプードル独特のカットは、水猟犬時代に水中で活動しやすくするために始まったといわれており、動きやすく機能性と実用性を兼ね備えたカットになっていたようです。
愛玩性の追及により小型化に改良
16世紀にはいるとフランス上流階級の間で、気品溢れるプードルが愛玩犬として大流行しました。流行に敏感な女性たちやフランスの貴族に支持され、プードルはフランスの国犬になっていきます。18世紀には宮廷画家ゴヤの絵画にも登場しており、プードルが上流階級の間でも人気が高かったことが伺い知れます。
この流行とともに、これまでのプードル独特のカットもより優雅さが求められていきます。さらにカットが強調されていくのと同時に、プードルの小型化していく動きも始まっていったのです。当時のフランスでは、熱心なプードルのブリーディングによって小型化への改良が進められ、その後アメリカではトイプードルより小さいティーカッププードルなどが生み出されていきます。
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